夫婦の定義──君が僕のすべて──
レナは寄り添うようにユウの肩に身を預けた。

「ん…?一緒に寝たいの?」

レナはユウの胸にしがみつくように抱きついてうなずく。

二人で一緒にベッドに横になると、ユウはレナを腕枕して、優しく髪を撫でた。

レナはユウの手を握り、潤んだ瞳でユウの目をじっと見つめた。

ユウの唇がレナの唇に触れる。

「そんな顔されたら、オレ、我慢できなくなるけど…。息ができなくなって死んじゃうかも知れないよ?それでもいいの?」

“いいよ”


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