あたしの意地悪な弟
第2章
第1節
やばいやばいやばいやばああああああああい!!
昨日の勇輝との話が頭に残ったせいであたしは眠れず、寝るのが遅かったせいか寝坊してしまった。
急いでベッドから飛び起きて時計を見ると既に8時になっていた。あたしはすぐに着替え下に降りると勇輝も寝坊したのかまだ朝食を食べていた。
なんであんなにのんびりしていられるのか分からない。
「勇輝!もっと急がないと遅刻するよ!!」
あたしの言葉に勇輝は、
「もう遅刻だろ」
と冷静に言った。
家から学校までは歩くと20分。今の時刻は8時10分。HRが始まるのは30分だから・・・・。
「よし!走れば間に合う!ほら、行くよ!」
「マジかよ・・・」
嫌がる勇輝をあたしは無理やり連れ出し走らせた。
「お前らは今月遅刻何回目だ!いつもいつも・・・・・」
・・・・結局あたしの体力が持たず遅刻してしまい、職員室であらちゃんに怒られるはめになった。
「お前ら放課後残って資料室の掃除な!」
「え~!?あたしたち今日から生徒会の手伝いだよ!?」
夕日先輩と会えないじゃん!!
「生徒会長には俺から言っとく!今日だけならお前ら2人いなくても大丈夫だろ!それじゃ、放課後よろしくな」
そう言ってあらちゃんは職員室を出て行った。
「今回の遅刻はお前のせいだからな」
「はい、すいません・・・」
隣から棘のある言葉をくらい、あたしは謝ることしかできなかった。
職員室をあとにして、あたしたちは教室に戻った。
昨日の勇輝との話が頭に残ったせいであたしは眠れず、寝るのが遅かったせいか寝坊してしまった。
急いでベッドから飛び起きて時計を見ると既に8時になっていた。あたしはすぐに着替え下に降りると勇輝も寝坊したのかまだ朝食を食べていた。
なんであんなにのんびりしていられるのか分からない。
「勇輝!もっと急がないと遅刻するよ!!」
あたしの言葉に勇輝は、
「もう遅刻だろ」
と冷静に言った。
家から学校までは歩くと20分。今の時刻は8時10分。HRが始まるのは30分だから・・・・。
「よし!走れば間に合う!ほら、行くよ!」
「マジかよ・・・」
嫌がる勇輝をあたしは無理やり連れ出し走らせた。
「お前らは今月遅刻何回目だ!いつもいつも・・・・・」
・・・・結局あたしの体力が持たず遅刻してしまい、職員室であらちゃんに怒られるはめになった。
「お前ら放課後残って資料室の掃除な!」
「え~!?あたしたち今日から生徒会の手伝いだよ!?」
夕日先輩と会えないじゃん!!
「生徒会長には俺から言っとく!今日だけならお前ら2人いなくても大丈夫だろ!それじゃ、放課後よろしくな」
そう言ってあらちゃんは職員室を出て行った。
「今回の遅刻はお前のせいだからな」
「はい、すいません・・・」
隣から棘のある言葉をくらい、あたしは謝ることしかできなかった。
職員室をあとにして、あたしたちは教室に戻った。