この恋は禁断

「あ、明ーっ!」


ばっと後ろを振り返ると律花が少し離れた場所で手を振っている。


「あ、伊月さん……っ!」


急いで伊月だけでも隠れてもらおうと横を向いた時には、伊月はいなかった。

あ……れ?
< 235 / 393 >

この作品をシェア

pagetop