雷獣
パーカーがクマの耳になっていてショートパンツにひざ下ちょうどのもこもこ靴下。
「短すぎだから!!絶対ダメ‼」
「え?制服の時とそんなに変わら居ないと思うんだけど?」
「そういう問題じゃないの‼」
強く言ってくる風翔先輩。
「明日じゃダメなの?コピーするの」
「コンビニは学校に行く反対方向だし、あとは学校通り過ぎた奥じゃないとないし朝からバタバタは嫌。ってことで行ってきまーす」
「はる待って!俺も行くから」
「え?じゃあ俺もいこー」
「じゃあ、俺も」
コート着だす2人、リビングに置いてあるチェストから何やら服を出す拓哉先輩。
風翔これ借りるぞと言いながら私に手渡す。
「はい、これ。俺んちにある服で1番小さいのっても風翔のだからはるには大きいかもしれないけど我慢してね。」
広げるとグレーのスエット
「いや、大丈夫ですよ」
「洗面台はそっちね?」
「いや、だかr「着・て・ね?」」
「は、はい。」
拓哉先輩の圧に押し負けて洗面台で着替える。
「いや、かなり大きいい...。」
履いてみたはいいものの小さいっといっても170cmある風翔先輩に対して
155cmの私。うん。ぎゅって腰ひもを結んで何とか落ちない感じ。でも...
「ぶかぶかだよ...。」