雷獣

「さて、買ったアイス食べようかなー」
拓哉先輩はさっそくさっき買ったアイスをソファーで食べ始めた。

忘れる前にっと
「岳人、これありがとう助かる。ちなみにこれだれから借りたの?」

「クラスの大森ってやつ。」

「大森君ね、わかった。私も朝お礼言っておくね」

「おう。」
拓哉先輩がソファーでアイス
風翔先輩と岳人はテレビにつないで戦闘系のゲームをしている。

夏惟先輩はなにやらキッチンへ
カウンターから覗いているとコンビニで買っていたバニラアイスをワイングラスによそってなにやら金色のフィルムがまかれている瓶のふたを開けてアイスにかけていた。

「夏惟先輩、それは何をかけてるんですか?」

「モーツァルトっていうお酒です、チョコレートのリキュールで牛乳で割って飲んだりしますけどこの食べ方もありなんですよ」

チョコレートの香りがする。

「一口食べますか?」

「いいんですか?」

「そんなに物欲しそうにみられちゃあ....ね」

「え!?そんなに見てましたか///」
そんなつもりはなくて顔が赤くなる遥香。

「じゃあ、一口だけ。これ食べたら帰ります!じゃないと夏惟先輩の開くbarにまた捕まっちゃいそうなんで」
そう困り顔で笑う遥香。

「この前気に言ってくいれたなら何より、じゃあテスト終わったらまた開くから来てくれますか?」
頬杖をしながら言ってくる夏惟先輩にたいしてはい、返事を返す。

「んー!美味しい、普通のチョコアイス食べるなら私はこっちは好きかも!」
口の中に冷たいバニラアイスとチョコレートの風味が広がるそして鼻から抜ける香り
ワイングラスを夏惟先輩に返す。
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