雷獣
「叶葉さん、ピカピカにしました!確認お願いして良いっすか?」
「おけ、今見に行くわ。」
男湯、女湯ともに確認する叶葉。
「うん、完璧。掃除ありがとね?」
「いや、俺等こそありがとうございます!」
「じゃ、掃除道具のかたずけはいいから行きな」
「「「「「「あざっす‼」」」」」」
そう言い黒髪集団は銭湯を後にして倉庫に戻って行った。
「叶葉、ほんとにありがとな。」
「いいよ、あの子達の気持ちもわかるしこっちはピカピカに掃除してもらったしね」
今日の掃除しなくてラッキーとピースをしながら喜ぶ叶葉を抱きしめる洸希。
「んじゃ俺も行くわ。」
「うん、機会があったらまた遥香ちゃんに会わせてほしいな。」
「おう、その時が来たら俺から叶葉の事話してみるよ。」
じゃ、と叶葉にキスをして洸希も銭湯を後にする。