雷獣
「んで、どこの行きたいとか決まってんのか?」
「んー、近場でいいんじゃない??遥香ちゃんはどう思う?」
「私も近場でいいと思います!」
「んじゃ一番近い所で。」
洸希がナビを入力する。
「渋滞にはまんなきゃ1時間ちょいで着くな。」
「んじゃ、「「お願いしまーす!」」
叶葉と声を合わせて運転をお願いする。
車内は洸希の携帯から今はやりの音楽が流れていて
気分よく洸希が鼻歌を歌っている。
それにお腹は満たされ車の振動が心地よい揺れで
いつの間にか私は眠っていた。