雷獣

言われた場所に着くころにはもうお店は見終わった後みたいで
外で2人は待っていた。

「すみません、お待たせしました」

「ううん、今出てきたところだよ。いいも買えた?」

「はい、久々にいい買い物ができました」

「それは良かった。じゃそろそろ暗くなってきたし帰ろう」
時計を見るともうすぐ17時になるころだった。
3人で車に戻りの中では案の定叶葉さんと2人で爆睡をした。

気が付くと今度は叶葉さんに起こされ着いた場所はもう家の駐車場だった。

「ごめん、わたしまた寝てた?」
朝から運転しっぱなしの洸希に申し訳なくて謝る。

「いや私も途中まで寝てたんだけど遥香ちゃんはもう最後までグッスリと。
ごめんね連れまわしちゃって、疲れたよね?」

「いえ、全然‼すごく楽しい1日でした!ありがとうございました‼」

「良かった、私もすごく楽しかった‼又出かけようね」
そう叶葉さんが言うと連絡先交換しようと言ってくれて無事交換する事が出来た。

大量の紙袋を持って車から降りる。
その様子を見て洸希が家の目の前まで運ぶか?と聞いてくれたけど断った。

「んじゃまたな!」

「遥香ちゃんまた遊ぼうね‼連絡する!」

「はい!叶葉さんも洸希も今日は1日ありがとうございました!」
車から1歩離れ改めてお礼を言うと2人とも手を振ってくれた。
車が見えなくなるまで見送ってから中へ入った。
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