雷獣
乱闘
次の日。
カーテンの隙間から差し込む朝日がまぶしくて目が覚めた。
時間を見ればもうすぐ9時半。
2度寝しようかと思ったが倉庫に行くといった手前起きなきゃ....。
布団の中でもぞもぞとしながら拓哉にLINEEする。
”おはよ、起きました。これから支度するね。”
すぐに返信が返ってきて
”おはよう、急がなくていいからあと30分で出れるときになったらまた連絡して?
”
拓哉の返信を見て布団から出る。
「さむっ。」
昨日起きる時間に暖房セットしておくの忘れた。
急いで傍に置いたあったパーカーを羽織る。
朝風呂に入ろうと思ったけど寒すぎて入る気もない...。
キッチンに向かいマグカップに牛乳を入れてレンジで温める。
出来上がったホットミルクを持ちソファーに座りテレビをつける。
「こんにちは今日は12月16日、日曜日です。現在の気温はこちら3.6℃です。
ところどころ日差しが差し込むと温かさは感じますが風が冷たく今日1日寒い日になるでしょう。夕方までお出かけの際は温かくしてお出かけください。
それでは今週の天気です。」
ソファーから立ちカーテンを開けるとどんよりまではいかないが曇り空で時折窓が風でガタガタいうので外はかなり寒いだろう。
マグカップをテーブルに置き支度を始める。