雷獣
拓哉がくるまでの間の話....
「ねぇ、夏惟」
「何ですか?」
「その敬語って無しにしない?」
「気になりますか?」
「うん、みんなには普通に話すでしょ?」
「あぁ、まあね」
「どうして私には敬語なの?」
「まだ俺が馴染めてないからかな?」
「どういう事?」
「急に昔に戻ってくれた遥香に正直戸惑っているんだよ。」
そう廊下を歩きながら話す夏惟。
「私も記憶が全部思い出しているわけじゃないからまだ昔のように話せてるか自信ないけどでも、敬語ない方が距離縮められそうでしょ?」
「そうだね、じゃあ徐々に直していくよ」
下駄箱についたところでじゃ車で待ってるから
拓哉多分声掛けなきゃこなさそうだから戻って声かけてきて。
そういうと夏惟は車に乗りに行った。