雷獣

翌朝。
目が覚めると自分の部屋で布団に寝ていた。

「あれ?私拓哉の部屋で寝ちゃわなかっけ?」

記憶と場所が一致しなくて困って所に布団の近くにあるワゴンに携帯が置いてあったので時間を見るために付けたらLINNEが2件きていた

「てか、もう11:30!?」
だいぶ寝過ぎた事に気が付き慌てて学校の準備をしようとしたが

「あ、サボる前提で昨日みんなで飲んだんだった...」

ベットに座り直し通知を見る
案の定、夏惟と拓哉からだった


「おはよう、映画見て寝落ちしてたからそのまま寝かそうかと思ったけど男ばかりだしと思って遥香の部屋に運びました

鍵は閉めてリビングにあった巾着に入れて家のポストに入れました。
起きたら連絡くださいね」

「はる、おはよ。
二日酔いにはなってないかな?映画見ながら寝落ちしたから俺の部屋よりゆっくり休めるんじゃないかと思ってはるの部屋に運んだよ。起きたら連絡ちょーだい。」

2人が運んでくれたのか.....。
迷惑かけちゃったな....、あとでお礼言わないと。

ベットから降りて夏惟のLINEEに書いてあった家のポストを見に行くと玄関に何かが入ってそうな巾着が置いてあった。

「これかな?」
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