雷獣
「とりあえずは診断の結果を待ちましょう。
診断の内容次第ではもう遥香に関わることができないかもしれません...」
「そんな訳ねーだろ、ありえるかよ。」
「はるが望まないのであれば、俺たちが傍に入れる理由はもうないからね。
記憶が戻らない限り。記憶が戻っても傍にいれるかなんてわからないけど」
と拓哉が言ったら病室のドアが開いた。
車椅子に乗った遥香が帰ってきた。
「検査は終わりました。結果が出るまで病室でお待ちください。」
そう言って小暮さんは出て行った。
病室にはまた静寂になった。
診断の内容次第ではもう遥香に関わることができないかもしれません...」
「そんな訳ねーだろ、ありえるかよ。」
「はるが望まないのであれば、俺たちが傍に入れる理由はもうないからね。
記憶が戻らない限り。記憶が戻っても傍にいれるかなんてわからないけど」
と拓哉が言ったら病室のドアが開いた。
車椅子に乗った遥香が帰ってきた。
「検査は終わりました。結果が出るまで病室でお待ちください。」
そう言って小暮さんは出て行った。
病室にはまた静寂になった。