雷獣

「あーあ、懐かしいの思いだしたわ」
「いつもそう言って見送ってくれてたよね」
          -----------------

”総長、そろそろ準備が整います。”

”おー、わかった。”

”ねぇ、そろそろ私も一緒に連れてってくれない?
      おねがい!!、夏惟と車で大人しくしてるから!”

”ダーメ。絶対安全なんて言えないから
      はるはここで待ってて?”

”ちぇー。わーかーりーまーしーたー。”

”遥香!!すぐ帰ってくるから!!”

”大人しくここで待ってろよ”

”留守番、お願いしますね”

”わかった。じゃ、気を付けてね?”
 ”行ってらっしゃい”

           ー---------------

「あの笑顔に安心して行けましたもんね」
「そうだねー。またあの笑顔をあの場所で見れるといいけど。」


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