雷獣
「あーあ、懐かしいの思いだしたわ」
「いつもそう言って見送ってくれてたよね」
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”総長、そろそろ準備が整います。”
”おー、わかった。”
”ねぇ、そろそろ私も一緒に連れてってくれない?
おねがい!!、夏惟と車で大人しくしてるから!”
”ダーメ。絶対安全なんて言えないから
はるはここで待ってて?”
”ちぇー。わーかーりーまーしーたー。”
”遥香!!すぐ帰ってくるから!!”
”大人しくここで待ってろよ”
”留守番、お願いしますね”
”わかった。じゃ、気を付けてね?”
”行ってらっしゃい”
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「あの笑顔に安心して行けましたもんね」
「そうだねー。またあの笑顔をあの場所で見れるといいけど。」