雷獣

「岳人に聞いても私の出席日数とか、退学とかわからないもんねー、、、」

「だなー。でも不登校とかじゃねーんだからある程度は考えてくれんじゃねーのかな?」

「まぁ、退院したら聞けばいいよ、はるが転校するなら俺達も付いていくし」

「多分転校ってことになれば女子高になると思うんですけど、どうします?」
いたずらっ子のような笑みをうかべて聞き返した。

「んー、俺が変装して乗り込もうかな?」

「変装なら僕のほうが可愛くできると思うけどね!」

「セキュリティーが厳しいので難しいですよ」
変装した2人を思ううかべて拓哉が違和感ありすぎだろうなと思ったら
可笑しくて笑いが止まらなかった


「なんでそんなに詳しいの?候補があるとか?」

「多分、おじいさまが理事長してる女子高かなって思ってるんで、
あそこはセキュリティが厳しいし、おじいさまが裏口入学とかは嫌いなので
その手もつかえないですよ」
苦笑いして言う遥香

「そうなんだ」
遥香はじいさんの事に関してあまりしゃべらなかったからその情報は初耳だった4人
夏惟が調べれはすぐに分かることだけど危険がない限りは勝手に詮索するのはやめようと拓哉が言ったからみんなそうしてきた。
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