雷獣
「要するに、先輩達や岳人が飲んでるのは、発泡酒で全員未成年っと.....。
いや、立派な法律違反ですけど!?」
「まー、そうなるかな?」
拓哉先輩にそう言われて座ったいたソファーにもたれかかる。
今まで優しい先輩しか見てこなかったから予想外すぎて頭の処理が追い付かない
....。
「...........。」
はるがソファーにもたれかかって天井を見ながらぶつぶつ言うものだから
「今までばれてないし大丈夫だよ!」
「そうそう、ちゃんと買える人にお願いしてるから」
「え、買ってきたのは夏惟先輩かと...」
「俺ですか??」
「一番問題なく買えそうじゃないですか?
年確されてもしれっと身分証出さずにそのまま買いそうだなって」
「じゃ僕は?」
「風翔先輩はまずレジに言った時点でアウトだと思いますよ。初めて病室で会った時、実は後輩かと思いましたもん」
遥香にそう言われシュンとして部屋の隅でうずくまる。
「俺はいけるだろ」
「岳人なんかもっと無理、典型的なヤンキーが買いに来たって状況じゃん。」
「はぁ?誰がヤンキーだって??」
「てか、結局誰が買ったんですが?」
ギャーギャー言ってる岳人を知らんぷりして拓哉先輩に聞くと
「はるもさっきまで一緒にいたよ?」
「え、洸希さん!?」
「そ、合法でしょ??」