Planet

『うっ,眩しい...』

急に太陽に照らされて思わず
眼を瞑ってしまった

「おっせ-よ」

『え.!!』

「おはよ,」

なんで,流夜君が,ここに?!

私は、まだ夢を見てるの?

『お、おは、おはよ!』

「どうせなら,家近いし一緒に行こうかな-って思って」

『そ!そうなんだ!!』

な,なに嬉しがってんの自分!
ニヤニヤしちゃてる、
どうしよう。
どっか、私,変じゃないかな..

「おら,いくぞらチビ子」

『ま,また!そーやって!チビ子じゃないって』

笑いながら先に進む
流夜君の後を、必死に追いかけた
あの日
すでに始まっていた。

私と流夜君の時間が。



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