ちっちゃな君に。

高校生になって早二年。
一年はこれまで通りなーんにもなく。

二年になっても相変わらず喧嘩して、ほぼ一緒にきてこうやってなんだかんだ幼なじみを続けてる。

そして、さっき話かけてきたのが入学式以来の友達で真壁爽季(まかべさき)。

名前のみた目通り少し茶色のはいったロングのストレート、初対面は少し大人しそうな清楚感あふれる女子。

出席番号が前後だったから仲良くなってもう二年目だけど、もちろんオシャレだしかわいいんだけど

全然おとなしいことなんてなくて、こうやって冷やかしにくるし、

ちょっと女子力低めの私と同じになってバカみたいなこともしてくれる私の大好きな友達。

そして爽季と一緒に話しかけてきたのが私と関谷のもう一人の幼なじみであり、関谷の親友。
佐藤伊月(さとういつき)

元々関谷と仲良くなる前から佐藤とは仲良しであの日のあの男の子だった関谷が今のような関係になったのは佐藤のおかげ。

というかあの時から佐藤と関谷もずっと一緒。
そこに私を入れてくれたって感じ。

いつも話聞いてくれて的確なアトバイスをくれる私の一番の相談相手。
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