ちっちゃな君に。
変わりつつあるキョリ。

「最後に締めのエールいきます!」

「我が高校野球部のー健闘をたたえてー。
 エールを送るー。

「フレーフレー○○!」

「「フレーフレー○○!かっとばせーよ○○!」」

「はい、じゃあおつかれさまでしたっ」

「「おつかれさまでしたあっっ!!」」





「よし、爽季今日約束してたケーキやさんいこいこ!」

「うん!なにたべようかなー!」

部活帰り二人で約束してたケーキやさんへ行こうと
練習してたグラウンドから帰る途中。

「お、二人ともおつかれ~!」

「伊月!」

「佐藤君、いま帰り?」

「そうなんだよなー今日はなんか野球部が運動場全面練習らしくて俺らはこれで終わりって訳。だから、たぶん渓吾たちも今日は場所変えて練習ない限り終わりだと思うけど。」

「そっか。渓吾はおいといて伊月、これから私たちケーキやさんいくんだけど一緒にくる?」

「まじかーでもいっていいの?」

「いいよー全然!佐藤くんさえよければ!」

「ほら、爽季もこういってるし!ね!」

< 21 / 22 >

この作品をシェア

pagetop