君がいるだけで
暫くして新しくておいしそうなラーメン屋さんがあったから
そこに入った

俺はいつものしょうゆチャーシューにライス、ゆみちゃんは味噌ネギ
に半ライスを注文した。
餃子も半分ずつ


いつものようにゆみちゃんはおいしそうにもりもり食べる!
その姿を見てるだけで俺は幸せな気持ちになる





「先輩!さっき次の20キロ走の話しましたけど・・・・
私今週末ちょっと実家帰ろうと思ってるんです。
なので、20キロ走は来週でもいいですか!?」

「あ!うん、全然いいけど・・・。帰るんだ!?」

「はいっ!ちょっと・・・・いろいろと。」



と詳しいことは言いたくないらしいから、それ以上は俺も
聞かない・・・・ただ。


「俺も帰ろうかな!?」

「えっ!先輩も!?」

「うん、ちょっと親に近々帰って来て欲しいって言われてる
んだ。
家のさ、門と塀を立て直すんだって!それでついでに物置も
片付けたいらしくてさ!俺のバイクとかなんか置いてあるから
捨てていいか?見に来て欲しいって言われててさ!
別に今週じゃなくてもいいんだけどさ!」

「そ〜うなんですか!?」

「うん!俺のバイクなんて置いてないはずなんだけどさ!
俺全部処分したはずなんだ!だから兄貴のじゃないかと
思うんだけどさ!」


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