君がいるだけで
次の日は張り切って早起きしてゆみちゃんを迎えに行った



「おはよっ!」

「おはようございます!今日はお願いします!」



最初は首都高湾岸線に乗って、川崎まで向かう

川崎からは下道でゆっくりゆみちゃんの実家まで目指した





車の中ではいつものようにいろんな話をする


ふと、

「先輩!前につき合ってた人の写真ってまだ持ってますか!?
それとも別れた時捨てちゃいます!?」


・・・・



「えっ!・・・あ!俺はすぐ捨てちゃうよ!」

「思い出の物とかも捨てます!?」

「あ〜、うん、捨てるよ!」

「そうですよね!?」

「なんで!?ゆみちゃんは!?」

「私も捨てます〜!昨日パソコンとスマホの中のデータ全部
捨てたんです!

・・・で、今日も・・・実家に何か残ってるんじゃないかと思って
、多分何もないと思うんですけど・・・一応、念のため!
母にも話ししておこうと思って!」

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