君がいるだけで
駅に着いて駐車場に車を止めると、ちょうど駅からゆみちゃん
が歩いて来た


「先輩!いつも車出してもらってすみません!
長距離走ってきてお疲れなのに!」

「いや!俺は全然大丈夫!じゃ乗って!」


と・・・近くの公園に行くことにした
途中コンビニの100円コーヒーを買って・・・


「先輩!ホントにすみません!今日中にどうしても
これ渡したくて・・・
地ビールです!先輩ビール好きだからどうかな〜って
思って!」

「えっ!?すっげぇ嬉しい!ありがとー!
重かったでしょ!?」



俺は自分の好きなものをゆみちゃんが選んでくれたのが
すっごく嬉しかった!しかもこんな重いのをずっと
持ってきてくれたなんて!


「いえいえ!それは全然いいんですけど、母が持たせてくれた
おかずが重たくて!ホントはもっと早く帰って来ようと思ってたのに
母が作ってくれたおかずを準備するのに時間かかっちゃって!
それになんか今日は乗り継ぎがうまくいかなくて余計遅く
なっちゃうし!
早く先輩に渡したかったのに!ホントに遅くなってしまって
すみません!」



俺はすごい嬉しかった!ゆみちゃんが俺を思っていろいろ
動いてくれてたんだとわかって・・・・



その日は12時になる前に帰ることにした・・・

< 213 / 347 >

この作品をシェア

pagetop