君がいるだけで
「はいっ!デパ地下の焼き鳥と唐揚げ!あんまり恩きせたくは
ないんだけど・・・ゆみちゃんのためにわざわざ買いに行って
来たから、これだけは言わせて!」

「瞳先輩〜!すみません!ありがとうございます〜!」

「な〜んて!いいの!いいの!可愛いゆみちゃんをちょっと
いじめたかっただけ!」




・・・・今日は一人で電車で来てるからって、ほんの少しだけビール
を買ってきた瞳先輩


「じゃ!乾杯!・・・遠慮無く全部食べてね!」



・・・・まずは、ヒデ先輩以外のことを話してくれる・・・

言うことははっきりしてるし、気が強いとは思うけど・・・
でもすごく優しい

ホント瞳先輩に会えて、こうやって一緒に遊んでもらえることは
本当に私にとってありがたい・・・感謝!感謝!です!先輩!




「でね!さっきからこれだけは言っておく!って言ってばかり
だけど・・・これだけは言わせて!

私が今日来たのはヒデに頼まれてじゃないからね!あ!ごめん!
ヒデから聞いちゃった!
で・・・その時ヒデはゆみちゃんには何も言わないでって言って
たの!だからそれだけは言っておくね!


でね!私、基本恋愛ってその人次第だから周りがとやかく言うのは
おかしいって思ってるの!

だからね!今の状況で、私からゆみちゃんにヒデを好きになってあげて!
なんて絶対言うもんじゃないし、それを言いに来たわけじゃないのね!」

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