君がいるだけで
ゆみちゃんは何も話そうとしないでただニコニコしてるだけ

だから俺も敢えて何も言わない・・・



高橋も無理に聞き出そうとはしない

そこへ竜也が入ってきた


「ちょっと!竜也!すごいことになったんだよ!
このお弁当ゆみちゃんが作ってきたの!
それなのに・・・二人して何も教えてくれないの!
ひどいと思わない!?」


な〜んて!わざとらしくおおげさに竜也に訴える

竜也もわかってるのか?にやにやしてるだけで何も言わない




4人で今までみたくいろんな話で盛り上がってると・・・高橋が

「じゃ!年明けのヒデの実家に行くのは予定通りでいい?」

な〜んて言い出した!


これはゆみちゃん次第じゃないか!?とみんなで思わずゆみちゃん
見る


ゆみちゃんは戸惑いつつも・・・

「はいっ!ヒデ先輩が良ければ行きたいです!」

「やったー!私ワイン飲み放題楽しみにしてたんだも〜ん!
良かった〜!」


なんて・・・高橋が喜んでる!


一番喜んでるのはこの俺だけどさ!よっしゃー!!!!と心の
中でガッツポーズ!
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