君がいるだけで
「すっごい偶然ですね!今ライン送った後、ヒデ先輩に気が
ついてビックリしちゃいました!」

「こんな時間にどうしたの!?残業だった!?」

「いえ!定時で上がったんですけど・・・この間みんなで行った
スポーツ店に一人で行ってきたんですよ!瞳先輩に付き合って
もらおうと思って声かけたら・・・今日はタツ先輩とデート
だからダメ〜!って言われちゃって!

ヒデ先輩に連絡しようと思ったんですけど・・・帰り遅いかなぁ〜
と思って・・・・。」



『えっ!俺!?俺と二人でもでかけてもいいってこと?
ま!それはただの先輩後輩の仲、ラン仲間ってことだろうな!』



「あ!そうなんだ!7時には帰ってこれたんだ」

「そうだったんですね!」


と、ちょうど来た電車に乗り込む



「ヒデ先輩!?」

「んっ!?何!?」




「なんか・・・今日元気ないですね!?なんかイヤなことありました!?」

「いや・・・そんなことはないんだけど・・・」


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