*365日*
 そんな他愛のない話をしばらくしていた。

 「あっ。そろそろ席着かねぇと時間にな  るんじゃね?」
 
 さすが夏生。ちゃんと時間を気にしている。あたしなんか半分そんなの忘れかけていたのに。

 「そうだね、じゃあそろそろ席着こう   か。薺、夏生、またねー!」
 「うん。」
 「また後でなー。」

 各自自分の席に向かった。

 「・・・・・・って、あれ?!」
 これってもしかして・・・・・・。

 「「「みんな同じ班?!」」」

 凄い偶然。
 あたしの前が蓮花、蓮花の隣は夏生。
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