告白作戦っ!
友達から作戦
草壁君に振られたのが予想以上に応えたらしく、私は熱を出してしまった。
「38度5分か。まだまだ下がらないね」
沙耶ちゃんと野乃葉ちゃんがお見舞いに来てくれている。
「いっそ病院へ入院したら」
「何で?」
「そうしたら草壁君が自分のせいだと思って付き合ってくれるよ」
「駄目だよ38度5分じゃ。50度くらいないと」
「でも〜、草壁君は柚衣ちゃんのこと好きだって言ってたよ〜」
「あれは・・・」
そうだ。私って一途な子だったんだ。
草壁君が言った『君みたいな一途な子は大好きだよ』という言葉が頭をよぎる。
いかん。いかん。熱が上がる。
「どうして急に顔が赤くなるの?」
沙耶ちゃんは不思議そうに私を見る。
「熱のせいだよ」
「38度5分か。まだまだ下がらないね」
沙耶ちゃんと野乃葉ちゃんがお見舞いに来てくれている。
「いっそ病院へ入院したら」
「何で?」
「そうしたら草壁君が自分のせいだと思って付き合ってくれるよ」
「駄目だよ38度5分じゃ。50度くらいないと」
「でも〜、草壁君は柚衣ちゃんのこと好きだって言ってたよ〜」
「あれは・・・」
そうだ。私って一途な子だったんだ。
草壁君が言った『君みたいな一途な子は大好きだよ』という言葉が頭をよぎる。
いかん。いかん。熱が上がる。
「どうして急に顔が赤くなるの?」
沙耶ちゃんは不思議そうに私を見る。
「熱のせいだよ」