告白作戦っ!
中に入ると予想以上に暗い。






所々にお化けの置物がある。




何だ、これくらいなら私でも大丈夫だ。






ばたん!



「きゃー!」



突然目の前に幽霊が飛び出してきたので、私は思いっきり叫んでしまった。




妙な空気が顔に当たる。






真剣怖いんですけど。




「大丈夫?」


「大丈夫・・・じゃない・・・かも」





背後にお化けがそうっと現れる。



「きゃー!!」



もう嫌。






何でお金払ってこんな怖い目に遭わなきゃいけないの?




私は草壁君の服の袖はそっと指でつまんだ。
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