告白作戦っ!
今度はみんなでウインナーに手を出す。




「また、俺かよ。辛い〜!」



のたうち回ったあげく水を求めてさまよう琉生。






これを見る限り、当たりたくないよ〜ってか草壁君が当たったらどうしよう。



きっと私のこと恨むよね。






「よし、次は卵焼きだ。俺から選ばせろ」



琉生は慎重に選ぶ。






『わからねえ、みんな同じ見た目だ。こんな高度なテクニックいつの間に会得したんだ?』



「早く選びなよ」


いつも真っ先に選ぶ沙耶ちゃんがじれて言う。



『柚衣の性格から考えるとあたりは真ん中辺りに置くに違いない。従ってこの端のはセーフだ』


「じゃあ、せいの」


「また俺だよ。しょっぱい!」





琉生、ごめんね。あなたが犠牲になっている間は草壁君は大丈夫だから。
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