告白作戦っ!
「なんかご飯も欲しくなってきたな」



琉生が言い出す。




「二段目が〜、ご飯かも〜」



野乃葉ちゃんがそっとアシストしてくれる。






重箱の二段目にはたくさんのおにぎりが入っていた。





「これは5つずつ並んでないね」


「えへへ・・・」



どう答えていいか分からない。



「いただきま〜す」


琉生が真っ先におにぎりを取る。



「美味しい。鮭のおにぎりだ」




どうやら、おにぎりに仕掛けはなさそうだ。






琉生の様子を見て、みんなもおにぎりに手を出す。
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