元姫VS現姫
この時の私は思った。
何をしても無駄だと。
足掻いたら、足掻くだけ、
みっともないと。
こんなこと、分かっていたはずなのに。
信じたら、裏切られると分かっていて
私は、またやってしまった…。
美『ぃぃゎょ。(ボソッ
あぁ!そうですよ!私が"そこら辺にいる不良達に瑞稀を売りました。"これで満足?どうせ、《白姫》から外すんでしょ?じゃ、私帰るわ。』
舜『今後、二度と俺達の瑞稀の前に姿を出すな!!』
龍『お前が、そんな奴だったとは。』
美『あー、そっか、龍兄は真実を知らないんだ。』
龍『何をだ。』
美『今更知ったって無駄。』