元姫VS現姫





美『私は、リストカットをして心を感情を無くした。そして、白龍の時だって本当は仲間になるのが怖かった。いや、嫌だった。でも、気付いたら白龍の仲間に《白姫》になっていた。多分。うんうん、龍哉さんの妹だから余計仲間に姫にしたかったんだなって、今なら思える。』



何言ってるんだろ、私。



美『ぁ、今の話は忘れて。』



慌てて『じゃぁ。』と言って、



美夢は家の中へと入ってしまった…。



愛『どーすんのよ!私、女友達欲しかったのに、更に遠くなっちゃったじゃない!』



朔『落ち着けって!な?』



愛『もういい。私は紅華の《紅姫》ではなく、普通の女として美夢さんとお友達になってやる!』



魄『それは、ダメだ。』



愛『それが、魄君の本音ね。でも美夢さん、綺麗で美人だから"裏切った魄君"よりいい彼氏が既にいたりして!』



魄『…………。』



紅華の魄以外『(プッ。あの魄が…。やっぱり、まだ未練タラタラですね。など魄以外みんな思っていた。)』





< 86 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop