元姫VS現姫
美『私は、リストカットをして心を感情を無くした。そして、白龍の時だって本当は仲間になるのが怖かった。いや、嫌だった。でも、気付いたら白龍の仲間に《白姫》になっていた。多分。うんうん、龍哉さんの妹だから余計仲間に姫にしたかったんだなって、今なら思える。』
何言ってるんだろ、私。
美『ぁ、今の話は忘れて。』
慌てて『じゃぁ。』と言って、
美夢は家の中へと入ってしまった…。
愛『どーすんのよ!私、女友達欲しかったのに、更に遠くなっちゃったじゃない!』
朔『落ち着けって!な?』
愛『もういい。私は紅華の《紅姫》ではなく、普通の女として美夢さんとお友達になってやる!』
魄『それは、ダメだ。』
愛『それが、魄君の本音ね。でも美夢さん、綺麗で美人だから"裏切った魄君"よりいい彼氏が既にいたりして!』
魄『…………。』
紅華の魄以外『(プッ。あの魄が…。やっぱり、まだ未練タラタラですね。など魄以外みんな思っていた。)』