秘密の同居 ~secret love~
「ほら、着いたで?」
え、ここって…三ツ星レストランっ?!
「ま、真守さん…ここって高いんじゃ」
「ええの、ご褒美やから…遠慮なんてすんな」
ほんと、赤点がないだけで…こんなにご褒美もらえるなんてなんだか、結構申し訳ない。
「すいません」
真守さんと私は、店内にはいる。
店内はすごく落ち着いていて…オシャレ。
「いらっしゃいませ。櫻田様でございますね?」
「あぁ」
「お待ちしておりました。では、お席にご案内します」
うん、私…レストランでこんなすごいレストラン来たことないよ。
なんか、お姫様になった気分…
椅子に座って、キョロキョロ周りを見る。
「そんな、キョロキョロしてどした?…柑菜、なんでも好きな物食べ」
真守さんは、メニューを私に渡してくれた。
メニューも豊富で、たくさんいろんなのがある。
どれも、美味しそう…