秘密の同居 ~secret love~

最後まで優しかったです。


ガチャ…

「ただいま…」

「柑菜っ?!おかえり」

家に入ると、リビングから慌てて出てきた真守さん。

「真守さん?なにかありましたか?」

「なにかって…メールの返信来なかったし…帰りも遅かったから…無事でよかった」

「ご、ごめんなさいっ…」

そうだ…真守さんに返信返す前に先生にキスされそうになったんだ…//
帰るの遅くなったのもそのせいなんだよね…。

お、思い出しただけでも熱くなるっ//

「柑菜?顔が赤い…風邪でもひいたか?」

「あ、いやっ//」

いけない、いけない…
平常心…これって、バレたら停学だよね?先生も処分されるのかな…。

「柑菜?」

「あ、いや…な、なんでもないですっ」

私は、真守さんの横を通って自分の部屋に逃げる。

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