秘密の同居 ~secret love~
「柑菜ちゃんが、ええならええんやけど…」
「はいっ」
「そか、じゃあ…お風呂入ってくるわ。歯磨きして、寝る準備万全にしとくんやで?」
「はぁいっ」
真守さんは、リビングから出た。
一人のリビングは、
静かで少し怖かった。
ソファの上で体育座りする私。
テレビをただ眺める。
あ、そういえば…
真守さん歯磨きして寝る準備しときなさいって言ってたな…。
歯磨きしに行こーっと。
ソファから降りて洗面所に行く。
ガラッ
誰もいないはずの洗面所に、真守さんがいた。しかも、上半身…裸の。
「きゃぁぁっ//ご、ごめんなさいっ//」
私は、ダッシュでリビングに戻った。
ど、どうしよう…
真守さんの裸見ちゃったよぉっ//
恥ずかしさのあまり、ソファの上でうずくまる。
んっ//
なんか、一緒に寝るのも恥ずかしくなってきたっ//でも、今更断るなんてできない〜っ///
「柑菜ちゃん?大丈夫か?」
真守さんの声が聞こえて、飛び起きる私。真守さんをみてみれば、まだ上半身裸。