秘密の同居 ~secret love~
「はい、翔あーん」
?!
ちょ、え…もしかして……
悠梨と翔さんて…
「きゃっ…真守さんごめんなさいっ」
「いや、大丈夫やで」
いきなり、曲がったから真守さんに体重がかかってしまった。
「翔。もっと、安全に運転できひんのか。」
「あはは、ごめんごめん」
「あと、少しでつくよ~」
気づけば真守さんは、
私の手を優しく握ってくれている。
えっ、手…//
真守の顔をみると、普通の顔をしている。
「あ、あの真守さん…」
「…ん?なーに?」
手のことに触れてこないのは、
みんなには、内緒ってことなのかな…。
付き合ってないのにこれは、
なんだか恥ずかしい…//
この幸せな時間が続くといいのにな…//