秘密の同居 ~secret love~

シャカシャカ…

その音だけが洗面所に響く。
鏡に映る真守さんと私の身長差がハンパない…

先に歯を磨き終わった真守さん。

「そーいえば、やけども…さっきの柑菜ちゃん顔真っ赤でりんごみたいやったなぁ」

いきなりの言葉に、私はむせる。

「大丈夫か?身長小さいとことか、手もちっちゃいとことか…りんごみたいや」

少し、意地悪そうに笑う真守さん。

私は、慌ててうがいをして言い返す。

「り、りんごじゃないですよっ//」

「ってことは、小さいのは認めるんやな〜?」

にやっと笑う、真守さん。
ひぇっ、結構意地悪だったりする…?

「違いますっ!真守さんが、大きいだけです~!!」

「はいはいッ、ほな…もー23時やし寝よかー」

寝る…?あ、そうだ。
真守さんと一緒に寝るんだった…//

うっ、いきなり恥ずかしくなってきたぁ///もう、自分で勝手に決めたのになにを言ってるんだ私わ///


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