秘密の同居 ~secret love~
「ほな、勝負や。負けたら…言う事を聞くってことで…ええ?」
「あ、罰ゲームってことですね!」
自信あるし!負ける気しないし!
「いいですよっ」
「ほな、決まりやな。はい」
受け取った花火に一斉に火をつける。
だんだんと激しく燃えていく。
やっぱり綺麗……あ…
「落ちちゃった…真守さんのすごいですね、まだ燃えてる……」
「俺、言ってなかったけど線香花火得意なんやで?」
「え、ずるいっ…言わないとか…」
なんとなく拗ねてみる。
「あ、俺のも落ちた…っと、じゃあ言う事を聞くってことで…目瞑って?」
目?まぁ、いいか…
私は目を閉じる。
「クスッ、可愛い…」
その後に、私のオデコに柔らかい何かが当たった。
「え、あの…//」
「目開けてええよ」
「…い、いま…//」
オデコにちゅーされたよねっ?//