秘密の同居 ~secret love~
「ん?どーした?」
「お、オデコにその…ち、ちゅーしました?!//」
「うん」
う、うんって//
なんで、そんな冷静なんですか〜///
「なした?もしかして、口にして欲しかったんか?」
「あ、いやっ//そ、そういうわけじゃっ//」
「クスクス、じゃあ、目瞑って?」
そう言われて、素直に瞑る目。
なんて、私の身体は正直なんだろう…//
「正直者だね、柑菜は」
ふふっと笑う真守さんの声が聞こえる。
「そんなことないですよっ//」
「キスするときは黙るもんやで?」
吐息が顔にかかる。
目を瞑っていても顔が近くにあるのがわかる。
ドキドキ心臓がうるさい。
……あれ?
まだかな…。
「クスッ、まだ柑菜には早いかもな」
バシッと軽く頭を叩かれる。
「ったぁ…なにするんですかっ」
「まだお預けや」
お預けされた、私。
なんか、恥ずかしいなぁもうっ//
「…改めて、よろしくな」
「こちらこそよろしくお願いします//」
好きな人付き合うって、
なんだか恥ずかしいですね。