秘密の同居 ~secret love~
ま、真守さんの前で…
こんな幼児体型のバスタオル姿なんて…
もう幻滅したよねっ。
こんなことなら、もっとダイエットしておけばよかったっ…!
ぱっと着替えて、
リビングへ行く。
「柑菜、できたで?ごはん」
「あ、はい…」
や、やっぱり気にしてないのかな?
それとも…興味無いからなにもないとかっ?!
「どした?食欲ないんか?」
「あ、いや食欲ありますっ!」
「クスッ、ならどーしたんですかー?」
ま、真守さんの敬語!!
なんか、珍しいから不思議な感じっ!
「柑菜ー?聞いとる?」
「あ、えっと聞いてますよっ!」
「冷める前にご飯食べよか」
私と真守さんは、向かい合わせに椅子に座る。
「いただきます」
「はいどーぞ」
笑顔で、私を見つめる真守さんの瞳にドキドキしっぱなしの心臓。
いつも、見つめられるけど今日は何倍もドキドキしてる。