秘密の同居 ~secret love~

「とりあえず、着替えておいで。」

「はぁーいっ」

真守さんはパソコンに向き直った。
真剣だなぁ。なにしてるんだろ?

私は奥の部屋にいって部屋着に着替える。

あ、そいえばまだ大学は夏休みなんだっけ?
長いなぁ、、いいな~、休み。

着替えを終えて、リビングに戻る。

真守さんはまだパソコンと見つめあっていて、真剣そのもの。
邪魔はしない方が良さそうだよね、そっとしておこっと。


───ピンポーン

あ、誰だろう?

「あ、柑菜。俺出るわ、ソファにでも座ってて?」

「?はーいっ?」

真守さんは、パタパタと玄関の方へ行った。
私はソファに座って真守さんを待つ。

ふと、目に止まったのはパソコンの画面。

【経営をするためには 櫻田 真守】

もしかして、これってレポート??
うわー、すごいっ……

何書いてるか難しくてわかんないけど、
とりあえず、すごいっ!!

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