秘密の同居 ~secret love~
真守さんは、そっと私の首に顔を埋める。
「痛ッ」
首筋にチクッという痛みを感じた。
「俺のもんちゅー印や」
急いで黒板の横にある鏡を見に行くと、
「わぁ~////」
赤くなっていた。こ、これってキ、キスマーク?!////
「悪い子にはお仕置きやで?」
べーっと意地悪そうに笑う真守さんにドキッとしたのは内緒。
「も~、真守さんのばか//」
「なんとでもどーぞ」
やっぱり、真守さんとは笑っていたい。
これからもずっと、隣で。
「真守さん、大好き」
「俺も、大好きやで…柑菜」
日が暮れてきて、オレンジ色に染まる教室で私たちはもう1度…触れるだけのキスをした。