秘密の同居 ~secret love~

「じゃあ、行きましょうっ」

「ほな、向かうで~」

楽しみだなぁ♪
悠梨と行くのも良かったけど…真守さんと行くのもいいかもしれない。
悠梨に感謝しなくちゃ。

「柑菜ちゃんは、甘いもん好きなんか?」

「はい!大好きですっ」

ケーキのこと考えたら…
ケーキ食べたくなってきた。
お腹も減ってきたし…。

「俺も、好きやで」

「え…?」

「甘いもん」

あ、甘いものか//
そうだよねっ//びっくりした…!!
い、いきなり好きやでとかいうから…ちょっと勘違いしちゃった//
うぅ…恥ずかしいっ///

「お、美味しいですもんねっ//」

「あぁ。ん?柑菜ちゃん…顔赤い?具合悪い…?」

ミラー越しに見える真守さんの顔は心配そうな顔をしていた。

「いや、大丈夫です!ちょ、ちょっと暑いから赤くなっちゃったんですかねぇ?」

私は、下手なりに誤魔化す。

もう、すぐ赤くなる癖治らないかな。
わかりやすいってみんなに言われるんだよね…。

「そか、無理はせえへんようにな」

「あ、ありがとうございます」

多分ウソだって気づいてるのに、気づかないふりしてくれる真守さんって…いい人だ。

「よし、ついた」

こ、これからケーキバイキングっ!
めっちゃ楽しも~っ!!
たくさん食べようっと!

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