秘密の同居 ~secret love~
「まぁでも、その噂よりみんな柑菜の事信頼してるし好きだから、彼氏と同居してるんじゃないかーってそっちの噂の方が多いみたい」
「そうだったんだ」
「彼氏と同居してるなら言ってくれたらいいのにーってみんないつも言ってるよ、まぁ世間的に年上の彼氏だから言わない方がいいと思うけど」
悠梨は、アドバイスを入れながら噂について教えてくれた。
「な、なんで言ってくれなかったの?」
「だって、言ったら柑菜悩むだろうし?いい噂より悪い噂の方がきにするとおもったから」
「えー、なにそれ」
2人で一斉に笑い合う。
なんだ、よかった…そう思いながら。
「久しぶりに、家帰ろっかな〜少し顔出してくるかな?お母さんに!悠梨もいく?」
「あー、わたしこの後、翔!!ごめんね」
「大丈夫!!じゃあ、またね~」
「あ、そうだ!翔に送ってもらいなよ!車だし」
悪いな〜って気持ちもあったけど、早く帰りたい気持ちもあったからお言葉に甘えることにした。
「じゃあ、お願いしようかな」