秘密の同居 ~secret love~
時刻は23時。
ちょっと、遅くない?
私が帰ってきてからもう4時間くらい経ってるし、居残り実習にしては遅すぎる。
事故った?それとも、帰ってきたくないのかな?
今の私には、最悪の事態と後悔のことしかなかった。
今日の朝、怒らなきゃ良かった。おはようっていえばよかった。考えれば考えるほど後悔が増えていく。
そうだ、なにか予定があったのかも?
棚の上に置いてある、手帳をみて私はそう思った。
手がかりがあるかもしれないと思った私は罪悪感もあったが手帳を開いた。
パラパラとめくっていくが、
これといってなにもない…ただ、細かく記入されている。
「あ…」
一番最後の所に、1枚の写真が挟まっていた。