秘密の同居 ~secret love~

「思い出したんか…」

「うん、、」

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私とまもくんは、家が近所で家族絡みで仲が良かった。
まもくんは、お兄ちゃんみたいな感じで私はいっつも後ろをくっついて歩いていた。

「まもくんっまもくん」

「ほら、おんぶしちゃるからおいで」

いつも、まもくんは優しくて…私の中でまもくんは大きな存在だった。

「…はいっ// かんなにあげるっ//これは、結婚指輪っ!僕と結婚してください//」

「うんっ約束だよっ」

小さい頃だから、簡単に約束してた。
けど、今思えばまもくんのこと大好きだったんだと思う。

どこに行くのでも一緒で、
同じことをしたかった。

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