秘密の同居 ~secret love~
「これからも、俺のそばにいてください。柑菜、俺と結婚してください」
そういって、指輪の入った箱を差し出す。
「えっ、まって…真守さん」
もちろん私は大号泣。
「俺と結婚してくれますか?今すぐとは行かんけど…柑菜が卒業してから」
「…ふつつか者ですが、よろしくお願いします」
「よかった、柑菜。これからもよろしくな?」
そういって、私の左手の薬指に指輪をはめる。
サイズもぴったりで…いつの間って感じだし…
私の涙は、嬉しさの分だけ涙を流した。
「柑菜、愛してる」
「私も、真守さんのこと愛してる」
今までも、これからも、
私はあなたに恋をします。