秘密の同居 ~secret love~
~真守 side~
柑菜はお風呂に入り行ったか。
さ、皿洗いするか。
「ね〜真守。」
「なんや、」
ソファに寝っ転がりながらお酒を飲んでいる翔に手招きされた。
俺は、皿洗いする手を止めて翔んとこへ行く。
「ほんとに、付き合ってんの?」
いきなり何いうねんこいつ。
確かに今日限定の彼女やけど…付き合っとるわ。
つか、こいつ酔っとるのか?
顔真っ赤にしよって…
酒弱いのにビール5本も開けよって。
「ねぇ…」
「今日だけな…」
「今日だけ…?」
「あぁ、いろいろあって今日だけ恋人関係なんよ」
言っても大丈夫やろ。
隠すことやない。
「ふうん…じゃあ、明日から柑菜ちゃん…フリーなんだ♪♪」
「そ、そやな」
こいつ何考えとんねん?
「ほら、真守も飲みなよ〜」
翔は、缶ビールを俺に渡す。
こんなぬるいビール飲めるか、ボケ。