秘密の同居 ~secret love~

「何度見ても、可愛い部屋やな。今日はここにもうさぎちゃんおるし」

ここというのは、私のこと。
着ぐるみをきてるからうさぎらしい…。

「クスッ。なんか嬉しいですっ」

私と真守さんは、ベッドに腰掛ける。
真守さんはコーヒーとアイスココアを持ってきていた。

「はい、アイスココア。ちょっと、甘めに作ってみたわ」

「わぁ…ありがとうございます」

「なーんも」

私は、携帯についてる2匹のうさぎをみる。この、うさぎはさっきもらったもの。
確かに、二つ持ってたほうが可愛いけど…

「真守さん、これあげます」

「え?ええのか?」

私は、白のタキシードを着たうさぎを真守さんに渡した。

「今日の思い出ですっ!そのうさぎちゃんがきっかけで1日彼女になれたので…フフッ♪」

「そおか、ありがたくもらっとくな。」

真守さんは、携帯にすぐつけてくれた。

「私なんかとお揃いで申し訳ないですけど…」

「柑菜とお揃いだから嬉しいんやろ」

キュン…//
真守さんのその一言に、胸が高鳴った。

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