秘密の同居 ~secret love~
「先生…恨みますからね?」
「怖いな〜、いつも居眠りしたりボーっとしたりしてるの誰だっけ?」
「スイマセン」
できるだけ早く帰りたいのに。
「わかればよろしい。よし、職員室についた。サンキューな宮島。」
「それでは、もう…帰りますねっ」
「あ、ちょっと待ってろ」
今度は、何ですか…。
プリント運ぶのちゃんと手伝いましたよ?まだ、なにか手伝えと?
ガラッ
「悪いな、飲み物買いに行くか」
「いや、結構です」
「冷たいな~、宮島は」
とりあえず…帰りたい。
それに、先生と一緒に歩きたくない。
部活中の女の子たちに見られたら何をされるか…考えただけでも恐ろしい…。
「遠慮すんなよ、」
「では、また今度にしてください。先生、さようなら」
「あぁ、さようなら」
私は急ぎ足で、学校をでた。