秘密の同居 ~secret love~

「え、6時半だけど…」

「ろ、6時半って…あのね?今日土曜日なわけ…もう少し寝かせて」

悠梨は、目を瞑る。

「真守さんが、ご飯作ってくれたの~!起こしてきてって頼まれたの〜!」

「ふーん?ったく、真守さん真守さんって…」

「な、なに…?!//」

悠梨は目をあけて、身体を起こす。
そしてニヤニヤこっちを見ている。

「…柑菜、意識してるでしょ?恋ってわかっちゃったから」

「えッ//」

なんで、わかっちゃうんだろう…//
は、恥ずかしい~ッ///

「ったく、わかりやすいんだよ…柑菜は。まぁそういうところが可愛いんだけどね〜」

「ねぇねぇ。意識しないためにはどうしたらいいのかな…」

「今まで通り過ごすしかないんじゃない?」

今まで通り……
いやぁ、それができれば苦労しないんだよ?
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